研修講師の緊張感

ここのところ、連日で講座の講師をする機会が続いています。

明日は、学生向けに「目標設定」についての講座。
あさっては、現在内定している4年生の学生達に向けての「コミュニケーション」に関する講座。

研修の講師は、何度やってもなれることはありません。
毎回、受講者が違えば、感じ方や反応も異なるので、
こちらは、同じテーマでもとっても気づきと改善が多いのです。

私の講座は、比較的座学が全体の1／3を越えないように意識しています。
というのも、私の得意分野（？）の講座は、
どちらかというと、概念ばかりはみんな知ってるんだけど、
一番リアルに学ぶことができるのが、体感型のワークでだったりするので。。

1／3　概念（総論的な知識の部分）
1／3　体感型（ワーク形式で体験することで気づきや違いを得る）
1／3　考える（今の自分におきかえる作業）

といったバランスで全体が進んでいくように意識しています。

そもそも研修とかセミナーとかいう類は、
講師の自己満足になった時点で、参加者のニーズを果たせないものになると
考えています。

私が年間で担当する講座は、6種類くらいですが、
基本的には、
最後に、「勉強になった」
と言ってもらうよりも、

「おもしろかった」
と言ってもらえる講座にすることを心がけています。

講座などで得られる知識は限られていて、
やはり日々継続したり、振り返ったりを続けないと、
その効果を図ることは難しいと考えます。

なので、まずは、
この講座で学んだ（体感での気づき）を通じて、
このテーマが面白かったと感じてもらえるかどうかという
仕上げが、受講者に与える意識に大きく変化をもたらすと思うのです。

まぁ、講師といっても専属でやっているわけではないので、
偉そうなことはいえませんが、
人の前に立って、メッセージをさせていただく機会があるということを
大事にして、責任をもって誠実に取り組むことが評価につながるのだと思います。

目標は高く、そして目的は揺らぐことなく。

でも、わたしの講師スタンスが、学生達に「気づき」を１つでもあたえられる
機会になることを祈って。。

さぁ、最終準備です。。